本記事では「ゴルフのペナルティ早見表!バンカーやグリーンなどシーン別に一覧で解説!」について説明していきます。
たしかに、全部は知らないかも・・・
わかりにくいシチュエーション(バンカー・グリーン)でのペナルティを一覧でまとめました!
ゴルフをプレーするうえで、欠かせないルールの一つであるペナルティ。
シーン別でいろいろなルールが設定されていますが、初心者の方にとっては、どれも難しい内容に見えてしまいます。
さらに数年に一度、ルールが見直されて改定されることも、しばしばあります。
改定されるたびに、新しいルールを覚えているつもりが、改定前のルールと混同してしまっているケースも多々あると思います。
自分のプレーが定着してしまってからでは、直すのが難しいですよね。
それでは本記事で、シーン別のペナルティを一覧でまとめ、いつでも見れる早見表を作りましたので、わからなくなった際にもすぐに確認できるようにチェックしてください!
ゴルフのペナルティ早見表!
バンカー | 2打罰 | ・意図的に砂に触れる ・ソールを地面につける ・素振りで地面に触れる ・打ち始めのバックスイングで砂に触れる |
---|---|---|
1打罰 | ・石や草を取り除くときにボールが動く | |
グリーン | 2打罰 | ・抜いた旗にボールが当たる ・打ったボールが他のボールに当てる ・ずらしたマーカーをもとの場所に戻さずにパットする |
1打罰 | ・ボールから離れた位置にマークする ・マークするのを忘れてボールを拾う | |
ティーショット | 2打罰 | ・ティーマーカーより前で打つ |
1打罰 | ・OB(白杭) ・池ポチャ(赤杭) ・ロストボール |
ゴルフのシーン別のペナルティは以上の通りです。
表のように一目でわかるように早見表にしました。
プレー中にわからなくなってしまった際にも、この早見表ですぐに確認できますので保存されることをおすすめします!
表で見てわかるように、2打罰が結構ありますよね。
実際に罰を受けてしまうとスコアに大きく影響してしまいますので気をつけましょう!
それではそれぞれの詳細について説明していきます。
ゴルフのペナルティ【バンカー】
2打罰 | ・意図的に砂に触れる ・ソールを地面につける ・素振りで地面に触れる ・打ち始めのバックスイングで砂に触れる |
---|---|
1打罰 | ・石や草を取り除くときにボールが動く |
早見表よりバンカー内のペナルティを抜粋しました。
皆さんご存じのルールも含まれていると思いますが、なかなか聞きなれない言葉もあると思います。
それぞれの詳細について説明していきます。
【2打罰】意図的に砂に触れる
砂の状態を知るために、クラブや手、レーキなどの道具で砂を意図的に触れると2打罰になります。
レーキは打った後に平らにならすために使用する道具ですので、打つ前には使用しないように注意が必要です。
ゴルフ場によって砂の状態が全く違いますので、硬さに応じて打ち分けることが必要になりますが、事前にクラブで確認することはできません。
唯一コース内で確認できる方法は、足です。
構えるとき、しっかりとした足場を確保するため若干足を砂に埋めるようにすると、砂の硬さがわかるようになります。
しかしあまり掘りすぎると良くないので、しっかり地面をグリップできる程度にしましょう。
【2打罰】ソールを地面につける
構える際にクラブのソールを地面につけてはいけません。
バンカーに入ってから、ボールを打つ瞬間まで、足以外が地面に接してはいけないルールになっています。
これも砂の状態を確かめる行為とみなされるからです。
たまにソールあたっちゃいます・・・
【2打罰】素振りで地面に触れる
打つ前に素振りをしても地面に触れてはいけません。
素振り自体はしても何も問題ありません。
しかし、万が一触れてしまうと砂の状態がわかってしまうので、ペナルティとなります。
このペナルティを避けるために地面との間に余裕を持たせて素振りしても、イメージ湧かないと思ってしまいますよね。
【2打罰】打ち始めのバックスイングで砂に触れる
アドレスしてから打ち始めのバックスイング中に、ソールが砂と接触してはいけません。
何度も繰り返しになってしまいますが、バンカー上ではボールを打つまでに砂に接触してはいけません。
そのためスイング途中も例外なく罰則の対象になります。
低くアドレスしすぎて接触してしまうのはあるあるではないでしょうか。
【1打罰】石や草を取り除くときにボールが動く
石や草を取り除くときにボールが動いてしまうとペナルティになります。
バンカー内の石や草を取り除くことは無罰ですので、問題なく取り除けます。
しかし、取り除く際にボールが動いてしまうと1打罰の対象になります。
1打罰を加えて、もとのボール位置に置き直します。
ボールと石や草が接しているときは注意が必要です。
ゴルフのペナルティ【グリーン】
2打罰 | ・抜いた旗にボールが当たる ・打ったボールが他のボールに当たる ・ずらしたマーカーをもとの場所に戻さずにパットする |
---|---|
1打罰 | ・ボールから離れてマークする ・マークするのを忘れてボールを拾う |
早見表よりグリーン上のペナルティを抜粋しました。
皆さんご存じのルールも含まれていると思いますが、自分の認識が正しいのか確かめてみましょう。
初心者の方は特にグリーン上のルールを覚えておくと、ラウンドがスムーズになるので良いです。
それぞれの詳細について説明していきます。
【2打罰】抜いた旗がボールに当たる
パッティングの際にピンを抜いて、邪魔にならない場所に置いておきますが、万が一抜いた旗にボールが当たってしまうと2打罰になります。
現在のルールでは旗を抜かずにプレーして良いため、あまり旗を抜く人はいないかもしれません。
しかし旗に弾かれることを嫌って抜くようにしている人は注意が必要です。
あたらないようにグリーンの隅に置くなど、万が一あたることがないように気をつけましょう。
旗を抜く機会がないので知らなかったです。
【2打罰】打ったボールが他のボールに当たる
同伴者がマークする前に打ち、ボールに当ててしまうと2打罰になります。
当てられた側は無罰で、もとの位置に戻してからプレー再開です。
当てた方は、ボールが止まった位置から再開です。
ただし、抑えておくべきポイントは、パッティングで当てた場合のみ対象になることです。
アプローチなどで、グリーン外から打って他のボールに接触しても無罰です。
【2打罰】ずらしたマーカーをもとの場所に戻さずにパットする
他者のライン上にマーカーがあったためマーカーをずらした場合、もとのあった場所にマーカーを戻さずにパットしてしまうと2打罰になります。
マーカーずらしたことを忘れてしまいプレー再開してしまうことが考えられる要因であり、忘れてしまうのはあるあるではないでしょうか。
他者のライン上にマーカーがあってずらした場合は、ラインを盗める利点もありますので、再度マークし直すことを忘れないようにしましょう。
【1打罰】ボールから離れてマークする
ボールから少し離れた位置にマークすると1打罰になります。
2023年実際にプロの試合でもこのペナルティがあったため少し話題になりました。
公式ルールではマーカーを5センチ以上離して設置することが認められない、となっています。
ただし、5センチであれば、どこにマークしても良いというわけではなく、真後ろにすると良いです。
プロの試合でも実際にあった事例ですので気をつけましょう。
【1打罰】マークするのを忘れてボールを拾う
マークするのを忘れてボールを拾ってしまうと1打罰になります。
マークをを忘れてボールを拾ってしまうと、もとのボール位置がわからなくなってしまいます。
同伴者から見れば、自分の優位なラインに置き直した、とも見られてしまいますので、自分のボール位置の証明のためにもマークは必須です。
マークしなかったために1打罰加えられてしまいますので、スコアとメンタルに響きます。
自分の身を守るためにも忘れないようにしましょう。
ゴルフのペナルティ【ティーショット】
2打罰 | ・ティーマーカーより前で打つ |
---|---|
1打罰 | ・OB(白杭) ・池ポチャ(赤杭) ・ロストボール |
早見表よりティーショットでのペナルティを抜粋しました。
ティーショットのペナルティは、ゴルフをする人で知らない人はいないでしょう。
おさらいも兼ねて、それぞれの詳細について説明していきます。
【2打罰】ティーマーカーより前で打つ
ティーイングエリアにある黒や白、赤などのマーカーよりも前でティーアップし打つと2打罰になります。
ティーマーカーより前にでることを、よく「でべそ」と言っている人もいます。
ティーアップできる範囲はマーカー内で、後ろは2クラブ以内と決まっていますので、確認しましょう。
このルール知らなかったので勉強になりました!
【1打罰】OB(白杭)
コースに設置されている白杭を超えてしまった場合、1打罰で打ち直しになります。
いわゆるOBです。
コースによってはOBの場合、特設ティーより4打目から再開できる形もあります。
ただしローカルルールになりますので事前によく確認しましょう。
【1打罰】池ポチャ(赤杭)
コースに設置されている赤杭を超えてしまった場合、赤杭を横切った場所の後方にドロップして1打罰で再開となります。
わかりやすい例が池ポチャになります。
ただしコースによっては池周辺だけでなく、隣接するコースの分け目として利用される形もあります。
スタート前に確認するといいでしょう。
【1打罰】ロストボール
打ったボールを捜索し見つからない場合、1打罰を受けて元の場所から打ち直しになります。
捜索する時間は、プレーファーストの観点から3分以内です。
3分探しても見つからない場合は打ち直しましょう。
ただし、元の場所への移動に時間がかかる場合や、すでに後ろの組がいる場合などは、ボールをロストしたと思われる付近から2打罰を受けてプレー再開することもできます。
自分だけでなく、周りの状況も感がえてどちらを選択するか決めましょう。
プレーファースト的には2打罰が一般的になります。
【まとめ】ゴルフのペナルティ早見表!バンカーやグリーンなどシーン別に一覧で解説!
本記事では「ゴルフのペナルティ早見表!バンカーやグリーンなどシーン別に一覧で解説!」について説明しました。
簡単にまとめると、
- バンカーでのペナルティは5種類
- グリーンでのペナルティは5種類
- ティーショットでのペナルティは4種類
以上、ゴルフのペナルティを早見表で一覧にまとめて、詳細を解説しました。
ルールの再確認になりました!
ゴルフ場のローカルルールもありますので同伴者と事前に確認しましょう。